ふんばろう東日本支援プロジェクト

篤姫日記から転載です。



2011/04/17 (日) ふんばろう東日本支援プロジェクト
被災者のために募金をしたいと思っている方。
赤十字やTV局などに送っても なかなか被災者には届きません。
そういうシステムなのです。

市町村の募金のシステムも市から送られてくる報告書をよく読むと 募金の大半が募金窓口の人件費に使われていることが解るはず。

募金とはそういうものなのです。

昨日小野沢医師の話を読んで頂いて解るように 行政ではこういう予想不可能な被害に対処する方法を取ることは出来ません。

全てがマニュアルで管理され 書類を全てクリアした案件しか対応しないように仕組まれています。それに疑問を持つ人は組織から外されます。

今回ミクシィに載った記事は新しい方法として注目してみたいと思います。

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http://fumbaro.org/


東日本大震災の被災地で足りない物を、行政を介さずに直接被災地に送る「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が広がりを見せている。

ネットを通じて物資の支援を呼びかけ、現地の受け入れ担当者へ送ってもらう。同プロジェクト代表で早稲田大大学院講師の西條剛央さん(36)は「現地の前方支援と全国の後方支援を連携させ、必要なところに必要な分だけ無料で届ける画期的なシステム」と話す。

西條さんは4月上旬、知人とともに津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町を訪ねた。大人には酒や女性用の化粧水など生活の質を高めるもの、子どもにはおもちゃや雑貨などが喜ばれた。一方、物資が大きな避難所で余っているのに、小さな避難所まで行き渡っていない現実を目の当たりにしたという。

その時、南三陸町で被災した鮮魚店経営、三浦保志さん(56)と出会い、現地の窓口になってもらってプロジェクトが始まった。

支援は(1)町内の避難所を回る三浦さんから「今、何がどれくらい必要か」というニーズを聞く(2)西條さんがブログやツイッターを通じてその物資の支援を呼びかけ、応じた人から直接宅配便で三浦さんのもとに送ってもらう(3)三浦さんやボランティアらが、トラックで町内を回り、配る--という流れ。

現在、お菓子やサンダル、生理用品など不足がちだったものが多種多様に届く。三浦さんは、「感謝の一言。町民が自立した生活ができる基盤としていきたい」と語った。
by jiro_saty | 2011-04-17 18:57 | みっちゃんのツイート