シューシャインボーイ

昨日母の愛用している万能茶の高い方を飲みすぎ 一日下痢していました。

それでベットにねっ転がり午後に再放送の浅田次郎さんのドラマを見てました。
西田敏行さん 柳葉敏郎さんのキャストが素晴らしく ラストでは思わず泣いてしまいました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/shoeshine/cast.html



焼け野原の東京で孤児となった少年、それを実の親のように育てる生き残ってしまったと自分を呪っている青年。
二人は靴磨きをして必死で戦後の日本を生き ついに少年は大きな会社を立て社長になった。 彼を育ててくれた青年は老人になった今も同じ新宿のガード下で靴磨きを続けている。
この老人を演じたのはみっちゃんの大好きな大滝秀治さん。
成功した社長が恩返しえしをしたくて同居を願い出ます。がどんなに望んでも土下座してお願いしても 老人は一緒に暮らすことを拒絶し続ける。

社長は老人に抱きしめられて眠った焼け野原の思い出から解放されることなくまだまだ老人に抱きしめてもらいたかったのです。。。


最後に老人が社長宛に書いた手紙を大滝秀治さんが朗読します。

ありがとう 

ありがとう
そこには何回も何回もその言葉が出てきます。
ある時は優しく
ある時は強く
ある時は温かく。。。。

聞いていると胸の中がとても暖かになりました。

   ありがとう

人はこの言葉に抱きしめられる。
この言葉に癒され そして許される。
そんな素晴らしい手紙でした。
by jiro_saty | 2010-11-04 13:24 | みっちゃんのツイート