【ニューヨーク山科武司】昨年5月に米カリフォルニア州サンフランシスコでいなくなった盲目の黒ネコが今年7月下旬、4000キロ以上離れたニューヨーク・マンハッタンで保護され、「どうやって来たの?」と話題を呼んでいる。
このネコ、生後3カ月でサンフランシスコの動物虐待防止協会に兄弟ネコの「ジム・ビーム」と一緒に収容され、「ジャック・ダニエル」と命名された。ウイルス性疾患で目がほとんど見えず、2匹そろって篤志家にもらわれるはずだった。だがジャック君は施設から突然消え、何者かが連れ去ったとみられていた。
ところが7月31日、マンハッタン北部ハーレムをのんびり歩いていた野良ネコが保護され、埋め込まれたマイクロチップからジャック君と判明。詳報したサンフランシスコ・クロニクル紙は「ジャックが話せるなら、すべてを説明できるだろうが、ジャックはただ『ミャーオ』と鳴くだけだ」と伝えた。
【盲目の黒ネコがアメリカ横断?(読売新聞) 8月24日10時28分
<盲目の黒ネコ>サンフランシスコで不明に ニューヨークで発見 4000キロの旅(毎日新聞) 8月23日11時24分
盲目ネコ 4000キロの旅 1年以上不明、NYで保護[photo](毎日新聞) 8月22日22時36
盲目の猫たちには不思議な力があるのかもしれない。
みっちゃんも脱走を繰り返していた盲目の雄猫を最後まで看ていたけれど 、きちんとトイレを使い日常生活に何の不自由もしていなかったです。