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PCに転送して、雛ちゃんと愛ちゃん?毛玉の画像、見れました!

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愛ちゃんの尻尾にあった大量の毛玉と木の枝の塊とそのにおいを嗅いでいる雛ちゃん

昨日は嵐のような一日で、いろんな事をたくさん感じて、、話 したいこといっぱいありすぎで、、今だ混乱中です。
ただ、初めに私がご相談した時、川村さんが「大丈夫、ワンちゃんはうちで保護できます。ベッドも用意してあります」ときっぱり言ってくださったこと、
本当にありがたかった。泣き出してしまった私に、川村さんが「あなたが今までどんなに辛い思いをしていたかわかるよ」と言ってくださった時、私も救われました。 「それは犬の運命なんだから」って、心配でウロウロしてる私に「もう忘れなさい」という人が大半だったから。
「あなたは自分の目であの犬を見てないからそんな事が言えるのよ!水も凍る雪の山でブルブル震えて、やせ細って衰弱して、それでも人にこびる事も怒る 事もせず、ただ自分の境遇を受け入れて、トボトボボ飲みに行って丸まってる!!あそこで私たちに会ったのだって、運命じゃない。私たちは、あの時、神に試されたのかも知れない」って、噛み付いては、置いてきてしまった自分を悔い、飼えそうな人に当たっても断られ、どんどん時間が経っていって しまう焦燥感。

川村さんと連絡がついた時、ああ、あとは私が動けばいいんだ、あの子は救われる…と道が開けました。それからは、もう凍死してしまってるんじゃない か、と気持ちがはやって。土日にだれか登山者が連れ帰ってくれたかも、とも。でも、朝いちの電車で向かわなければ、また一日遅れて、行くのは火曜に なってしまう。それで、見切り発車で、とにかく月曜の朝の電車に乗ろうと決めました。最終、車がなくても、とにかく山に上がって、ワンちゃんがいれば 連れて降りて「森の家」にとびこむ。ごり押しで車を出してもらおう、って。
窮地に陥ったら、恥も外聞もありませんっ!は、たくさん経験済みです。
結果的に皆さんのおかげで命が助かって本当に良かった!教訓はたくさんあります。まず●動物愛護団体というものがあるのを全く知らなかった。自分で飼えない場合は、保健所→保留後殺処分、他の選択肢はない
、との認識しか私たちになかったことが問題です。もし、避難小屋から電話し た都管理センターが、「あなたが飼えないなら、動物愛護団体もありますよ」と言ってくれたらば、なんて…。
行政はなぜ動物愛護団体と連携しないのか、なぜ動物愛護の視点を推進しないのか。なぜ愛護団体は、行政の協力を得られず、身を粉にするボランティアで 自ら支えていかなければならないのか。って、義憤も感じます。これだけ豊かなペット大国になって、ペットが人間の癒しに役立ってるのは実証済みなの に、動物と人間の命を差別するのは、とても貧しいこと。行政がその気になれば、殺す命をもっと減らせるし、市民生活に有効に生かす事だってできそうな 気がしますよね。
長くなるので、今日はこれで。またお話させてください。
そうそう、「愛ちゃん」はもう一人の兄の娘と同じ名前です。それから、ワン子の毛玉、もしよかったら、いつでも良いので送ってくだいませんか?本当に 本当に、事情が許せばあの子を自分で飼いたいんです。放浪癖ぎみで、単独ゲリラ的山女のキャリアをもつ私は、あの子に分身のような親近感を持ってし まった。だから、せめてあの子の毛をいつも持っていたいな、魂の近くに、って(ちょっと恥ずかしい)。もし良かったら、のお願いです
by jiro_saty | 2010-02-25 17:08 | レスキュー編