追悼 岡本海渡君

 
ある感想を、漫談家の徳川夢声が日記に書いている。

<読売新聞「編集手帳」2010/01/28付から>
『・・今月24日に死亡した東京・江戸川の小学1年生、岡本海渡(かいと)君(7)の記事を読み返している◆継父(31)と実母(22)が傷害致死容疑で逮捕された。以前にも、海渡君の胸や腹にできたアザを診察中の歯科医が見つけたり、「ギャー」という叫び声を近所の人が何度も聞いたりしている。日常的に虐待があったのだろう◆搬送先の病院で息を引き取る2日前、学校帰りの海渡君に近所の男性が「お父さんからいじめられていないか?」と声をかけた。「いじめられてません。悪いことをすれば怒られるけど」。そう答えたという。もっといい子になれば優しくしてくれると、けなげに信じていたか、小さな胸の内は知るべくもない◆痛くて悲しい仕打ちに、あなた方をかばうことで報いた子である。どんな青年に育っただろう。この世に二つとない宝物であったと、そう思わないか。父よ。母よ。』





正座1時間、平手打ちなど15回…小1虐待死
1月28日9時27分配信 読売新聞

 東京・江戸川区で小学1年の岡本海渡(かいと)君(7)が両親から暴行を受けて死亡した事件で、傷害致死容疑で送検された継父で電気工の健二(31)と実母の千草(22)の両容疑者が、海渡君が救急搬送された今月23日、約1時間にわたって海渡君を正座させ、平手打ちなどの暴行を計15回程度加えていたことがわかった。

 警視庁小岩署幹部によると、2人は同日午後8時頃、海渡君に「食べるのが遅い」と言って正座させ、すぐに暴行を始め、2人がそれぞれ4~5回ずつ顔面を平手打ちしたうえ、健二容疑者が足を4~5回けったという。

 海渡君は同9時10分頃、千草容疑者が呼んだ救急車で病院に運ばれ、翌朝に死亡した。2人は「食事を一定時間内に食べられなければ、普段からたたいてもいいと思っていた」「しつけだった」などと供述しており、同署は日常的に虐待が行われていたとみている


1月26日13時18分配信 時事通信

 東京都江戸川区で暴行を受けた区立松本小学校1年の岡本海渡君(7)が死亡した事件で、同校の担任教諭が昨年12月、家庭訪問をしたが、海渡君と会えなかったことが26日、区教育委員会への取材で分かった。
 警視庁小岩署は同日、傷害致死容疑で、両親の健二容疑者(31)と千草容疑者(22)を送検した。
 区教委によると、海渡君は小学校側が暴行を把握した昨年9月から今月までに、計31日間欠席していた。
 担任の男性教諭(28)は昨年12月、学校行事の連絡などのために3回家庭訪問したが、いずれも千草容疑者が対応するなどし、海渡君には会えなかった。
 海渡君は今月8日の始業式から、続けて欠席したが、事件直前の21、22日には登校。外見の異常や本人からの訴えはなかったという。

昨年9月に暴行把握=区側に歯科医連絡-東京・江戸川の小1男児死亡
 東京都江戸川区で暴行を受けた区立松本小学校1年の岡本海渡君(7)が死亡した事件で、区側が昨年9月、父親の健二容疑者(31)の暴行を把握していたことが25日、区教育委員会への取材で分かった。
 区教委によると、昨年9月、区子ども家庭支援センターに、海渡君が通っていた歯科医院から、「顔がはれている」と連絡があり、センターは小学校に確認の電話をした。
 数日後、小原サナヘ校長(60)と副校長、担任の男性教諭(28)が家庭訪問。健二容疑者はたたいたことを認め、「二度とやらない」と約束した。学校側は警察への通報はしなかったという。
 区教委の担当者は「協力的で、保護者会にも積極的に参加しており、様子を見ることになった」と話している。(2010/01/25-13:35)




emoticon-0152-heart.gifマザーテレサの言葉より

愛は家庭から始まります。まず家庭の中で不幸な人を救いなさい。両者が愛し合い、母親
が家庭の中心となりなさい。平和とうるおいの家庭が築けたら、隣人を愛しなさい。自分
が自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません。

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日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきで
す。愛はまず手近なところから始まります


愛の反対は憎しみではなく無関心です




恥を知りましょう。
教師も区教委も
他人任せにし
簡単に虐待が終わるなど
と信じるなど無知であったこと
虐待されている子はけして自分の口から親の虐待を告白しないことを
知識として認識していなくてはならない

 




そして何より
海渡君の毎日の苦しみの声に無関心であり 勇気を出せなかった
隣人たち
彼の声が耳に焼き付いて
眠れない日々をおくるであろう

by jiro_saty | 2010-01-29 02:01 | 昔の記事 事件などなど