44歳で単身カンボジアで訪問看護の仕事に携わっている女性がいる。
赤尾和美さん
先日命の輝きスペシャル
http://www.tbs.co.jp/inochi2007/index-j.htmlで放送された。
エイズにおかされた幼い子 無知な母親
救いようのない働かない父親
彼女は毎日私たちの想像をはるかに超えたところで淡々と微笑みを絶やさずに
生きている。 存在している。
その彼女が取材中はじめて涙を流しながら語った話を書こう。
ある日病院まで200キロの道のりを貧しい老夫婦が子供を抱えてやってきた。
その子は拾い子で(カンボジアでは捨て子が多い)脳性麻痺であった。
誰もがその夫婦を気の毒がりスタッフも看護婦も同情した。
勿論和美さんも。
すると二人はこういったそうだ。
今まで生きてきて こんな幸せなことはないって。。。。
今までで一番幸せだって。。。
みんな言葉を失い
今まで自分たちはここで何をしてきたんだろうって
深く考えたんだそうだ。
人は一切れのパンではなく
愛に、小さなほほえみに飢えているのです。
誰からも受け入れられず
誰からも愛されず
必要とされていないという悲しみ
これこそ本当の飢えなのです。
愛を与え
愛を受け入れることを知らない人は
貧しい人の中でも
もっとも貧しい人です。
~~~~マザー テレサ~~~