かい君はとても重たい
かい君はとても食いしん坊
かい君は後ろ足がもうあまりしっかり歩けないのでお散歩がうまく出来ない
抱き上げると ふーーん というような甘い声でため息をつく
それが とても
愛しい
どこかの誰かが途中で愛せなくなった小さな魂
もう少しで処分されるところだった命
今 こうして
我が家でいびきをかいてくれている
動物愛護は自己満足だ
野生保護の仕事とは違ってルールがまちまちである
自分が一番気になることを勝手にやるしかない
そしてそこに自分の正義を押し通してもまかり通ることはない
ただ
命は一つであること
尊重されるべきであること
それだけが真実だ
真実であっても世の中では軽んじられる
その現実を受け止めてけして自暴自棄にならず 淡々と続けること
出来たら一人ではなく仲間を見つけて。
セカンドオピニオンが得られる状況と聞けるニュートラルな自分を持ち続けること。
それが大きな賛同を呼び長続きすることが出来る自己満足の動物愛護の形だ。