ことの顛末 その2


1年間私たちが見守っていた
酷い状態で外で放置同様で飼われていた猫たちは
お寺に保護されました。
私たちが保護前の状態を知らせにお寺に行ったとき
猫達のお世話をしてくれていた女性は


人の話に耳を傾けること

人の心に寄り添うこと

人の心を労わること


このことに全く無縁の人でありました。

だから

本当は心から癒してやりたいと長い間思い続けていた
私たちの気持ちは聞いてもらうことが出来ず

持参した飼育状態の写真は受け取ってもらったのですが

どういう風にしていたわるか
どういう状況がこれから猫におこるのか

一緒に考えることも
相談しあうというということもありませんでした。
私たちから見ると乱暴な扱いで
あの長い過酷な生活をしていた子たちにはあまりいい扱いには見えませんでした。

でも精一杯お礼と感謝の言葉をいい続け彼女がいかに頑張ってくれているか
ネギライの言葉を連発しました。

極め付きは
2匹の雌猫は避妊しないでお寺に離し子猫を生ませる という発言でした。



絶句しました。

頑張って世話をしているという彼女
いきなり4匹ものすごい悪臭の猫を持ち込まれ
自分の仕事が出来ないで一日猫の世話で追われた と
怒りを顕わにする彼女に
私たちは静かにねぎらいの言葉をかけ続け

ただ最後にそっと避妊だけはして欲しいとすがる思いで告げるのが精一杯だったのです。



家に戻ってから暫くショックで飲み物も喉に通らないで
途方にくれました。 一日も早く保護していたわってやりたかった気持ちが宙ぶらりんになり
とても辛くなりました。
住職さんにお手紙を書いて話を聞いてもらいたいと思ったり
猫たちを全て引き取りたいと思ったり
仲間と色々考えました。
でも

何よりまずこの寒い春に一刻も早く避難できたこと
それは勇気を出して大学病院に何回も行き抗議してくれた友人のおかげであり
勿論それは友人が大学病院にある程度発言権のある実績を積んでいたからであり
そのことに感謝をしなくてはいけないこと
それを忘れて 猫のことに夢中になってしまったことに深い反省が生まれました。


そして
一番大きな学びは
これから誰かから動物の相談を持ちかけられたとき
相手の方の心に寄り添ってケアをする用意ができたこと
保護する前の状態が酷ければそれを見守ってきた人の心を受け止め
一緒にケアをするということの大切さを痛感できたのでした。

お寺のことはこれからゆっくり浅木さんと見守り
勿論避妊をしないで外に離す という方法はとらないでもらえるよう
申し出をする予定です。
従業員の女性は私たちの心配を
「どうやって保護しているか愛護団体が調べに来た」と勘違いしてしまっていました。

自分のしていることを認められないと疑心暗鬼になる
これはとても危険な行為であります。
動物愛護活動家として避けなければならないこと
自分を捨てていつも無になれるか
このことを今回のことで学ぶことが出来ました。


a0020246_1544812.jpg


よかったね~~

これでちょっと眠れるようになったし
みっちゃん
少し大人になれたかな?
by jiro_saty | 2010-04-07 01:48 | レスキュー編